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デジタルコンテンツ新作「クラフトビールと和食の合わせ方の理論と実践」販売開始!
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※当店限定の購入特典として、長谷川による本書の「読書ノート」(気づきを得た点などを収録予定)をnoteからメール配信の電子版でお送りします。著者サイン付きも選べます。
以下、本体の説明です。
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『ランビック ―ベルギーの自然発酵ビール』の著者・山本高之氏が、雑誌『ビール王国』の第12号(2016年10月17日発行)~第42号(2024年4月22日発行)に連載したエッセイ「ベルギービール解体新書」をオールカラーで書籍化。オリジナルの記事に加筆修正を行うと共に、未掲載のカラー写真・図表を新たに約30点追加した渾身作!!
【「まえがき」より抜粋】
「ベルギービールの常識」の中には、「ちょっと胡散臭いもの」があります。そのような「常識」が書籍や記事で紹介されると、大抵、同じような文面を通じて、同じような深さで語られます。いわば、ベルギービールの多様性を紹介する内容にもかかわらず、多様性が全くないのです。
本書『ベルギービール解体新書』は、「ベルギービールの常識をぶっ壊す!」と拳を握って叫ぶほどの気概はないものの、「ベルギービールの常識には、ありきたりの見方や臆見が紛れ込んでいるので、そのファクトを少し掘り下げ、相対化してみよう」という「やや斜に構えた態度」で書かれています。よって、通説を有難がっている人には不愉快な本なのかもしれません。また、本書は教科書的な内容ではないため、「日本ビール検定(ビア検)」の受検者が読んでも、本書から出題されることは多分ありません。さらに、「これからベルギービールを勉強する人」が読んでも、投球をナックルボールから学ぶようなもので、むしろ有害図書な気さえします。
筆者が想定する読者は、「ベルギービールに関する解説を読むと、大抵はデジャブ(既視感)を覚え、空振りした気分になる人」です。言い換えれば、「ベルギービールについて結構深く知っている人」や「ベルギービールに溺れている人」を想定しています。
【目次】
■第1章 ビアスタイルを脱構築する
第1話 セゾンの謎に迫る
第2話 クリスマスビールという幻
第3話 記憶の中のファロ
第4話 赤ビールの起源
第5話 ブレンデッドエールの射程
第6話 サクランボビールの伝統
第7話 エイジドエールの世界
第8話 木樽とビール 変わりゆく関係
■第2章 トラピストビールの過去と未来
第9話 トリプルを生んだ醸造家
第10話 教授たちのベルギービール
第11話 トラピストビールの光と影
■第3章 嗜好品としてのビール
第12話 ベルギービールにおける多様性の根源
第13話 アールスホッツ・ブライヌの復刻
第14話 オーディナリーなものへの憧れ
第15話 ベルギービールと料理のペアリング
第16話 失われたホップへの回帰
第17話 スペシャル・ベルジュの時代
第18話 ベルジャンピルスナーの系譜
第19話 ランビックの10年
第20話 フルーツランビックの新展開
■第4章 ベルギービールの周辺
第21話 ブロカントから覗くベルギービールの想像力
第22話 地ビール的体験としての投宿
第23話 多様性の守護者
第24話 禁じられた成分を巡って
あとがき
付録:ベルギービール近現代史(年表)
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